様々なタイプの屋形船

気軽な観光船

屋形船といっても、そのタイプやスタイル、仕様は様々です。
各運営会社によって用意している船のタイプや設備が異なるほか、利用するコースやプランによっても利用できる船が異なる場合もあります。
一番、シンプルで気軽なのが屋根付きで雨や直射日光はしのげますが、横は空いていて、外の風や潮風を直接感じることができるシンプルなタイプです。

気軽に短時間のクルージングを楽しむ乗合船や観光船に多いタイプで、30分から1時間程度のクルーズを楽しむコースでよく運行されています。
予約が不要なタイプも多く、船乗り場に行けば、順番待ちで順次案内され、何分置きなどに決められているスケジュールに合わせて船が出航するスタイルが多くなっています。
風などは吹きさらしになるため、救命胴衣やライフジャケットを着用しての乗船となり、短時間の利用のため、トイレなどの設備もなく、イスの作りも簡素で、船に備えられたベンチタイプのイスに座るだけのスタイルが一般的です。

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雨風もしっかりしのげる宴会やお食事向け船

ランチなどの食事が楽しめたり、宴会にも利用できる乗合船や貸切船は、屋根はもちろん、室内空間などが用意され窓も付いて、雨風がしのげる仕様になっています。
冷暖房完備されている船も増えており、猛暑が続く夏場も涼しい中で昼間はもちろん、夕涼みの宴会も快適に過ごせます。
吹きさらしでは寒い冬場も暖房が効いたお部屋で熱々のお鍋をつついたり、揚げ立ての天ぷらなどを堪能できます。

宴会コースの場合、飲み放題プランが付くことも多いですが、トイレも完備されている船がほとんどですから安心です。
屋形船のトイレというと、屋外に設置されるような簡易式のタイプなどをイメージされるかもしれませんが、飲食店などにあるのと同じ、しっかりしたタイプのトイレが用意されているケースが多く、初めての方は驚かれることでしょう。
ウォシュレット付きなどゴージャスになっており、船の大きさによっては男女別に洋式トイレが1つずつ設置されている快適な船も増えています。

大人数の宴会でも安心して利用でき、2時間の長いクルージングや、お酒をたくさん飲んでトイレが近くなっても安心して利用できます。

ダイニングタイプや堀りごたつタイプ

お食事や宴会ができる屋形船というと、お座敷タイプのイメージが強く、畳に座布団や座椅子が置かれて、お膳に懐石料理や松花堂弁当が並べられたり、テーブルにお鍋やオードブル、お寿司などが並べられるというスタイルが多く見られますが、最近はダイニングタイプも増えています。
船内にカーペットなどが敷かれて、洋風のテーブルとイスが並べられたタイプで、レストランやホテルの宴会場のような雰囲気になっています。

食事の内容は洋風、和風問わず選べますが、お座敷に座りなれない方や、高齢者の集まりなどで足腰の曲げ伸ばしが辛く、正座をしたり、直接座るのが難しくなった方が多いお集まりでは洋式のダイニングタイプの船を選ぶと安心です。
また、冬になるとお座敷にこたつを設置して、温まりながらお鍋を楽しんだりできるスタイルを提供している船や、予め堀りごたつが設置されているタイプの屋形船もあります。
夏場は腰かけて座りやすいテーブルとして、冬になれば暖をとって暖かな堀りごたつとして活用でき、直接座ってのこたつが難しいメンバーがいても安心できます。

海外からのゲストをお招きする場合などは、どちらがいいか迷うところです。

日本伝統のスタイルや日本文化を感じてもらうために、お座敷タイプを選ぶこともありですが、お食事クルーズや宴会クルーズは2時間などの長時間になりますので、慣れない正座や畳の部屋で足や膝が痛くならないよう、堀りごたつ式やダイニングタイプを選ぶのがおすすめです。